【シンガポール・マレーシアひとり旅シリーズ(全5回)】
- 第1回目:陸路で国境を越えたい旅の始まり
- 第2回目:真夜中の空港でいきなりトラブル(この記事)
- 第3回目:陸路で国境越え&マラッカ観光・グルメ
- 第4回目:KLセントラル拠点で安心&のんびりクアラルンプール滞在
- 第5回目:帰国の途に就く
※初めての方は第1回から読むのがおすすめです。
シンガポールに着いてすぐ、いきなりいくつかのトラブルに見舞われました。
1日目|お金と移動と通信の問題
LCCのピーチ航空でシンガポールに到着したのは、日付が変わった現地時間の1:00頃でした。
コンタクトをしている目をシパシパさせつつ入国の手続きを済ませ、バゲージクレームで自分のスーツケースが流れてくるのを待ち(遅い!)、ようやくフリーの身に。
夜中だけあって空港内は閑散としていました。有名なジュエルも営業時間外。
現地通貨を持たないまま空港を出るのに不安を覚えたため、まずはATMを探して出金することに。
作っておいたデビットカード・WISEを使って簡単に引き出せました。
100SGD(シンガポールドル)ほどあればいいかな、と希望金額を入力したら、なんと100SGD札一枚がペラッと出てきました。
「高額紙幣は嫌がられるので、20SGD札以下が良い」とあったのに、まさかの高額紙幣一枚。
当たり前か。崩して出金はしてくれないよね。
仕方ないので、お金のことはいったん忘れ、バスでホテルに向かうことに。
事前の情報では、夜中でも空港発で指定したホテルを回ってくれるバスがある、とのことだったので利用する気満々で券売機を探すも、見つからず。あちこちうろついてみたものの、やっぱり見つからず。
人の流れについていけばいい、と思っていたのに、その人すらいつの間にやら周囲から消えている……。
途方に暮れた先で見つけたのが、インフォメーション。
さっそく英語力が試されることに。
バスに乗りたいと伝えると、「この時間にバスなんてないよ、タクシーだけ」とのこと。
え? そうなの?
さっそくGrabタクシーのお世話になることも決定。
ただ初めてなので使い方が良く分からない。
再びインフォメーションへ行き、あらかじめホテルの住所を印刷しておいた紙とスマホを渡し、「ここに行きたい」「Grabでどうやってタクシー呼べばいいのか教えて」と尋ねました。
操作しているところをみせてもらいながら、やり方を覚えました。なるほど。
インフォメーションのお姉さんは親切で、Grabタクシー乗り場も案内してくださいました。
助かりました。
そして助かったけれど、もう一つ別の問題が発生していました。
SIMが反応しない。
現地に着いたら自動で電波を拾うとあったのに、なぜ?
いったん電源落としてみたけど、やっぱりダメ。
空港内はフリーのWI-FIがあるからいいけど、翌日以降スマホでナビが使えないのは非常に困る。WI-FIがない場所ではタクシーも呼べない。
ただ夜中で、とっても眠くて、さっさとホテルに着いて寝ること以上に大事なことはない気がしたので、いったん全てを忘れてタクシーに乗り込みました。
ホテルには事前に時間を伝えてあったので、チェックインはスムーズでした。
残りは、お金と通信の問題。
朝起きたら、通信の方は解決しているかも。
そんな一縷の望みをかけ、一人旅一日目は終了しました。
2日目|通信の問題と観光
さて、この日よりいよいよ本格的な観光が始まります。
朝起きてもやっぱりSIMは動いていないようです。
英語で言ったら、It doesn’t work状態。
ホテルや公共施設でのフリーWI-FIが頼みの綱です。
ただ動かない動かないと言ってても時間だけは過ぎていくので、ひとまずチャンギ空港へ行くことにしました。
100SGD札を少額紙幣にしてもらいたいのと、せっかくなのでジュエルの有名な滝が見たかったのと、最後の最後の手段、空港でSIMを買うという選択肢も視野に入れながらのことです。
空港の両替所で100SGDを見せながら、もっと小さい額にしてもらえますか?と頑張って英語で尋ねたところ、そっけなくNOと言われ撃沈。買い物で崩すしかない。
SIMがアレでスマホが使えない問題は、ホテルで路線図と観光地への地図をスクリーンショットしたので、それを頼りに行くことにしました。
スマホがない時代は紙の地図であちこち旅行した身(国内ですが)。
Grabタクシーを使うのはマラッカが最初で、シンガポールでの利用予定はなかったのもあり、フリーでWI-FIが使える場所でだけスマホを使えばよいと開き直りました。
SIM買い直すのもったいない。
スタート時点でもうグダグダ。
ジュエルの滝をこんな暗い気持ちで眺めているのは私くらいだろうな、と思いつつしばらく滝のそばに佇んでいました。

気を取り直して、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ。
MRTはWISEカードをそのままタッチすれば改札を通れるので、とても便利。
有名なマリーナベイ・サンズを横目に公園内を歩き、有料施設「クラウドフォレスト」へ。
霧の中を歩いていきます。

迫力あり・見ごたえあり・写真スポットもいっぱいあり、と個人的にシンガポールの中で一番良かったところです。


クラウドフォレストのあとは、隣接する有料施設「フラワードーム」へ。
何という巡り合わせなのか、ちょうど日本の桜がテーマの展示でした。綺麗だけど、お花見とか絵馬とか、日本で普通に見られる光景だしね、とすぐに退散。
お昼ごはんを食べることにしました。
ジュラシックネストというフードコートに入ったのは、13時を過ぎた頃。ガラッガラで座り放題だったので、恐竜の前の席を陣取りました。

そしてチキンライスを食べていると、もくもくとドライアイス?が吹き出し始め、いきなり目の前の恐竜が動きだした!
どうやら決まった時間に動く仕掛けになっていたようです。そしてどこからともなく人が集まり始め……私は知らないうちに、ちびっ子たちを差し置いて特等席を確保していたようです。ごめんよ。
しっかり最後まで恐竜を見届けた後、スーパーツリーグローブへ。

ツリーの間を渡る通路は有料です。下から見るだけでも迫力ある。
その後は、3日目の予定を前倒しして、兼ねてより行きたかったムスタファセンターへ。
24時間営業の巨大ディスカウントストアです。
お土産やアーユルヴェーダの石鹸などを買い込み、無事に100SGDは小額紙幣のお釣りへと変わりました。
あちこち行って疲れてしまっては元も子もないので、ホテルへと戻りました。
無事に小銭を手に入れた余裕からか、途中のセブンイレブンで買ったサンドイッチやミニトマトのカップをおともにノートに旅の思い出をつづる、という非日常を優雅に味わいました。
味は日本のサンドイッチの方が好みでした。
3日目|マーライオンとサルタン・モスク
ホテルの近くに24時間のコインランドリーを見つけたので、まだ日が昇っていないうちに洗濯を済ませることにしました。
コインしか使えないので、昨日のうちに小銭を手に入れておいて良かった。
あいにくの曇り空の中、朝からマーライオンを拝みに行きます。
相変わらずスマホがアレで、Googleマップは役に立たない!
と思いきや、ナビ機能は使えないものの現在地だけはなぜか表示されるので、それを頼りにマーライオン公園へと向かいます。
MRT使うのも歩いていくのも所要時間は変わらない気がしたので、徒歩を選択。
朝が早めで人が少ない時間帯だったので、前から、後ろから、マリーナベイ・サンズと一緒に、とあらゆる角度から写真を撮りまくる私。
雨が降り始めたのを機に切り上げ、ホテルへと戻りました。
少しのんびりしたのち、サルタン・モスクへ。
翌日の国境超えのバス乗り場とモスクが近いので、乗り場の確認も兼ねてのことです。
サルタン・モスクは無料ですが、入館するにはスマホでの登録が必要でした。
QRコードで読み取って必要事項を入力するやつ。でも今私の通信機能アレですし。
泣く泣く諦めて外から写真を撮るにとどめました。

中、見たかったな。
その後は再びムスタファセンターへ。なぜか惹かれる。
昨日はお金を崩すのが目的だったので、今回はゆっくり見て回る予定。
買い物の後はテッカセンターでお昼ごはん。
有名なビリヤニを食べました。美味しい!レモンジュースも美味しかった!

注文は指差しでいけました。英語力…。
リトルインディアと呼ばれる地域を歩き抜けたあとは、カトン地区へ向かいプラナカン建築の建物を見る予定でしたが、良く分からなかったのですぐに引き返してホテルへと戻りました。
ホテルで翌日のマレーシアの入国申告をしようとネットで検索していたところ、ふと思いついてSIMの不具合についても調べてみました。
飛行機モードを一度設定してから解除してみる、というのを試しにやったところ即座に開通。
やった!というのと同時に、たったそれだけのことに気づかず2日間を無駄に過ごしたのかという自分に対する絶望で、何とも言えない気持ちになりました。
どうして初日にちゃんと調べなかったんだろう。
(A.眠すぎて、全てがどうでも良くなっていたため)
とはいえ、明日以降のマラッカとクアラルンプールでは、Googleマップのナビ復活です。
期待しています!
この旅の全体像や感想は、まとめ記事に書いています。




